徹底した院内感染予防
滅菌とは、病原体・非病原体を問わず、すべての微生物（ウイルス）を死滅させることです。
お口の中で使用する器具は1つずつ専用のパックに入れ滅菌し、患者様ごとに取り替えて使っています。
滅菌には、高熱蒸気（135℃）を器具にあてることにより微生物を死滅させるオートクレーブ滅菌器を導入しています。
通常の滅菌器（classN）ではせっかく専用のパックに入れて滅菌してもきちんとした滅菌はできません。
またタービン（歯を削る器具）も滅菌はできません。
そこで当院では患者様に気持ちよく治療を受けていただけるように、またスタッフにも気持ちよく働いてもらえるように
ヨーロッパ規格EN13060の最高基準「クラスB」及び「クラスS」の条件を満たしたMEKAG社の滅菌器を導入しています。
MEKAG社の滅菌器は、高性能を誇る高圧蒸気滅菌器であり、歯科医療に使うすべての器具の滅菌を行えます。タービン内部まで行き渡らせることで滅菌処置を行います。
現状の日本の民間医療機関ではクラスB滅菌の導入率は2%程度と言われています（ドイツでは80％と言われています。）
よい滅菌機があってもきちんとした洗浄がされていないと滅菌の効率が悪くなってしまいます。
そこで歯科専用の洗浄機を導入し器具の洗浄を行っています。