院内設備

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医療用器具専用洗浄機

手洗いにより汚れを落とすより確実に器具についた汚れを落とせます。この洗浄の工程を怠るときちんとした滅菌は行えません。
医療用器具専用洗浄機を用いることで消毒と同様の効果があるとされています。
また歯科用の器具は先端の尖ったものも多く院内のスタッフの感染防止にも役立てています。

 
 

高性能オートクレーブ(高性能高圧蒸気滅菌器)

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滅菌とは、病原体・非病原体を問わず、すべての微生物(ウイルス)を死滅させることです。 
すべての切削器具を1つずつ専用のパックに入れ滅菌し、患者様ごとに取り替えて使っています。滅菌には、高熱蒸気(135℃)を器具にあてることにより微生物を死滅させるオートクレーブ滅菌器を導入しています。

当院の滅菌機は器具の清潔さを保つためにヨーロッパ規格EN13060の最高基準「クラスB」及び「クラスS」の条件を満たしたMELAG社の滅菌器を導入しています。
MELAG社の滅菌器は、高性能を誇る高圧蒸気滅菌器であり、歯科医療に使うすべての器具の滅菌を行えます。歯を削るタービン(歯を削る器具)内部まで行き渡らせることで滅菌処置を行います。

現状の日本の民間医療機関ではクラスB滅菌の導入率は2%程度と言われています。(ドイツでは80%と言われています。)

滅菌機の分類

主な特徴 性能
クラスB 大型の高圧蒸気滅菌器の規格に準拠したもっとも高性能な滅菌器です。
すべての種類の器具を滅菌することが可能。
クラスS クラスNで滅菌可能な器具に加え、滅菌器のメーカーが指定した特定の器具の滅菌も行えます。クラスBに次ぐ性能を誇り、大抵の器具はクラスSの滅菌器でも対応が可能です。
クラスN 包装がされていない固形器具のみ滅菌が可能。
滅菌後は保管ができないためすぐに使用しなくてはいけない。
袋詰めされた器具や複雑な構造をもった器具(タービンなど)の滅菌を100%行うことはできません。

 

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歯科用CT

患部を立体的に映し出す歯科用CTを使い、肉眼やレントゲンではわからない部位までを詳細に確認し、歯や骨の状態をより正確に診断しています。
歯科用CTはインプラント治療や親知らずの抜歯、根管治療にも役立てられています。

頭部X線規格写真(セファロ)

セファロは、一般の歯科医院にはなく、矯正歯科で使用するの特別なレントゲンで、顔の骨格を調べるためのものです。特に、横を向いたときのセファロは、矯正治療を始める際に必須となる資料です。成長期に時期をずらして撮影することで、骨格の成長方向を確認し治療の進め方を決定していきます。
場合によっては、正面のセファロや全身の成長具合を確認するために手の骨の状態を撮ります。
セファロがなくても矯正治療はできますが、確実に治療の質が下がると思います
 
 

口腔内スキャナー

口腔内スキャナー

口腔内スキャナーは患者様の治療の負担を軽減します。今までは歯の型取りは、口をあけたまま粘土のようなもので型を取るのが普通でしたが患者さんにはつらい事だったと思います。

口腔内スキャナーは、小さなカメラで口内を撮影し、歯の状態をデータとして保存できるため、虫歯治療の詰め物の型取りが高精度に患者様の負担が少なくできるようになりました。
また、インプラントや矯正などにも高精度な治療を可能にしました。

 
 

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高倍率歯科用ルーペ

肉眼で見えなかった部分を高倍率で見ることができるため、正確で精密、しかもより安全に治療を行うことができます。
根の治療や歯を削る時により精度の良い治療が行えます。

 
 
 
 
 

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口腔外バキューム

口腔外バキュームとは強力な吸引力で、歯を削ったり、入れ歯や銀歯を調整するときに発生する、歯の削りかす、金属片、血液、細菌など、目に見えない細かい粉塵を吸い取り、快適でクリーンな診療室をつくる機械です。

これによりクリニックのスタッフはもとより、来院される患者様の健康を守ると同時に、診療室内をクリーンに保ってくれるのです。

 

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AED

当院では皆様に安心して来院していただけますようAEDをご用意してあります。
AED(自動体外式除細動器)とは小型の器械で、胸の上に貼った電極のついたパッドが自動的に心臓の状態を判断します。もしAEDが心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしていると判断すると、心臓に電気ショックを与え、心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。